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「アメリカ大統領選」 のテレビ露出情報

日本経済新聞のベテラン記者がビジネスに役立つ記事を深堀り解説するコーナー。きょうはワシントン支局長を務め、国際情勢などに詳しい小竹さん。きょう取り上げるのは「米大統領 トランプ氏 ハリス氏破り返り咲き」という記事。アメリカ大統領が再選に失敗し、その後大統領に返り咲くのは132年ぶりのこと。きょうのテーマは「トランプ現象 背景に人々の孤立も」。小竹さんは「今回、トランプ氏が勝利したのは、景気や治安が悪いと訴える人たちの支持を集め、幅広い属性・年代の票を獲得したため。アメリカの有権者が最も重要だと思う課題は1位が経済、2位が移民だった。物価上昇や移民増加に不満を抱く人々が民主党・バイデン大統領の政策にNOを突きつけ、それを継承するハリス副大統領にも厳しい審判を下したという形。今回の大統領選挙の投票行動を見てみると、基本的にトランプさんは白人・非大卒・所得層の低い方・中高年がコアの支持基盤で、ハリスさんは大卒・黒人・中南米などが支持基盤。トランプさんは今回、コアの岩盤を固めた上にさらに民主党の支持基盤である若者や非白人層も取り込んでしまったということ。ハーバード大学のロバート・パットナム名誉教授が『孤独な人々がトランプ氏を支持する』と唱えている。アメリカではスポーツ・娯楽・宗教活動などを通じ人々を結びつけているコミュニティの衰退が1960年代~70年代に始まっていて、社会的に孤立して疎外感を抱く人々が増えている。こういう孤立した人がトランプさんに共鳴しやすいという傾向がある。実際に前回の2020年の投票行動を見ても、専門家の分析では孤立した人の支持率はバイデンさんよりトランプさんの方が高いという傾向がみられた。今回の大統領選挙はまだ詳細につては分からないが、おそらく今回も変わらないと専門家はみている。
小竹さんは「アメリカでは『ロンリネス・エピデミック』(孤独の局所的な大流行)という言葉がよく言われるんです。アメリカの1970年からの一人暮らしの世帯の推移を見てみると2022年には3割近くに増えてしまっている。1日のうちに度々孤独を感じる成人の方は8月時点で20%に達している。ライフスタイルが変わったり、価値観の変化、少子高齢化で独居世帯が増えているという傾向があるが、退職したり離別するなどして意図せざる孤立を強いられている方も結構多い。アメリカン・エンタープライズ研究所が今年の9月に発表したデータによると、『親しい友人が全くいない』という成人が1990年には3%だったが、2022年には17%まで増加している。その割合が学歴で格差があり、学位を持っている人は10%ほどにとどまっているが、学位がない人は24%まで上昇する。これは経済的な格差が交友関係の密度にも影響しているという話。トランプさんの支持者をみてみると、孤立して自分の居場所・他人とのつながりを求めて参加しているという人が多いと言われている。さらに孤独な方は社会に対して不満・怒りを溜め込んでいまいがちで、暴力的で排斥的な極論の方に振れやすくなる傾向がある。さらに今回は”隠れトランプ支持者”が多かったと言われているが、社会的に孤立してしまった人でトランプさん支持者が多いので、なかなか世論調査でも掴みづらい」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月14日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
米国・トランプ次期大統領とバイデン大統領がホワイトハウスで会談し政権移行について意見を交わした。バイデン氏はこの3日後、中国・習近平国家主席との会談を控えているが、引き続き、政権移行を円滑に進めると見られる。米国大統領選挙に合わせて行われた連邦議会の選挙で、赤共和党は、上下両院での多数派が確実に。大統領職と合わせて、3つすべてを掌握するトリプルレッドとなった[…続きを読む]

2024年11月14日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.4時コレ
米国大統領選挙と同時に行われた連邦議会の選挙で、共和党が下院でも過半数を維持したと現地メディアが報じた。共和党が大統領と上院、下院の両方で多数を占めるトリプルレッドを達成し、トランプ次期大統領にとって追い風となる。NBCなど複数のメディアが報じた。現在は上院が民主党多数、下院が共和党多数のねじれ議会の状態だが来年からは共和党が大統領と上下両院を掌握する。トラ[…続きを読む]

2024年11月14日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!All news6
英国のガーディアン紙は、Xへの投稿を停止すると発表した。リベラルな論調で知られる英国のガーディアン紙は13日、Xについて「有害なプラットフォーム」と指摘し、投稿を停止すると発表した。理由については、陰謀論や人種差別などの投稿が多く確認され、利用におけるマイナス面がメリットを上回るためとしている。また、Xを率いるイーロン・マスク氏について、米国大統領選で「影響[…続きを読む]

2024年11月14日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
米国大統領選挙で勝利したトランプ次期大統領が13日約4年ぶりにホワイトハウスを訪れバイデン大統領と会談。両氏は政権移行を円滑に進めることを約束した。約2時間会談し、互いを「ドナルド」「ジョー」とファーストネームで呼び合うなど融和を強調。両氏は国家安全保障を含む内外の重要事項などを協議。新政権は来年1月に発足する予定。

2024年11月14日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
都知事選や衆院選でSNSが注目を集める中、AIエンジニア・SF作家・安野貴博は米国大統領選を現地で見てきた。そこで見たネット選挙の未来とは。大接戦と言われていた米国大統領選挙で、共和党と民主党の両陣営がこれまで以上に注力していたのがSNSの活用。ITの最先端企業が集まる米国ではどんな選挙戦が行われていたのか。

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