2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが発生。現在、2つのビルと同じ大きさの池が跡地に作られている。惨劇の始まりは2001年9月11日、アメリカン航空11便に過激派テロ組織・アルカイダのメンバーである5人のテロリストが搭乗。離陸から約15分後、テロリストたちがコックピットに進入し機内に催涙スプレーのようなものを撒き始めた。乗客は機内後方へ避難。
午前8時25分ごろ、犯人たちが客室に流そうとしたと思われるアナウンスが誤って管制センターに送信された。テロリストたちは進路を大きく変えニューヨークへと向かった。空軍は戦闘機を緊急発進したが、テロリストはニューヨークで急降下を開始し午前8時46分、ワールドトレードセンター北棟に激突。午前9時3分に南棟にも旅客機が激突。午前9時37分、ペンタゴンにも旅客機が激突。午前10時3分、首都ワシントンを標的したもう1機は乗客が抵抗しペンシルベニア州の野原に墜落。犠牲者は約3000人に上った。
2001年9月22日、現地で活動する親交の深かった消防士からSOSのメールを受け取った横浜市消防局・志澤さんは世界警察消防競技大会の参加メンバーにメールを転送。アメリカ政府は外国からの人的支援を辞退するという姿勢を取っていたため志澤さんらは職務としてアメリカへは行けず災害ボランティアとして参加を決意。10月7日、休暇をとり自費で参加した11人の消防士がアメリカへ出発。