米国海軍の原子力空母「ジョージワシントン」がけさ、神奈川県の横須賀基地に9年ぶりに入港した。2015年まで横須賀を事実上の母港としていた「ジョージワシントン」は、米国本土での改修や原子炉の燃料棒の交換などを終え、横須賀基地に入港した。9年前までと異なり、最新鋭の「F−35C」戦闘機を搭載していて、13日から東シナ海で行われた日米韓の共同演習に参加した際には、中国海軍の情報収集艦が近くで様子をうかがった。ジョージワシントンを中心とする艦隊は、東アジアからインド洋まで広範囲ににらみをきかせる見通し。