JR東海から東海道新幹線に上級クラスの座席が導入することが発表された。半個室の座席で全部で6席。サービスの開始時期は2027年度中を予定している。上級クラスの新幹線はJR東日本が2011年からグランクラスを導入している。元新幹線運転士の福岡大司プロデューサーによると東海道新幹線はビジネス利用の乗客が多く、一度に多くの乗客を運ぶことに注力していたという。導入の背景についてJR東海・丹羽俊介社長は“生活様式や働き方の変化により多様性のニーズに応えるべく上級クラス座席の発売を決定した”と話している。贅沢な体験をしたいというニーズが高まる中、経済評論家・加谷珪一さんは花火大会の有料席、テーマパークの有料パスなど近年、節約志向の人とプチ贅沢をしたい人の二極化する需要に対応しているという。映画館にも上級クラスの座席が設定され、新宿ピカデリーにはプラチナシートやプラチナルームがある。高速バスにもハイクラス座席が登場、関東バス/奈良交通のドリームスリーパー・NASAの理論を取り入れたゼロクラビティシート、海部観光のマイ・フローラ、WILLER EXPRESS リボーンを紹介した。
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