今年で、学習雑誌「小学一年生」が創刊100周年を迎えた。小学一年生は、やさしい文章とわかりやすい図解で、子どもたちの学びと好奇心に応えてきた。発行する小学館は、1922年に創設し、学年別の学習雑誌を打ち出し、ピーク部には128万部を記録した。特にこだわっているのは付録で、今回の創刊100周年・昭和100年を記念する付録は「もしもしくろでんわ」だという。ダイヤル式の黒電話を紙とプラスチックで再現し、付録を通して親子の会話が生まれるよう工夫しているという。付録は時代とともに変化しており、創刊当初は平面的だったが、昭和10年代には紙で組み立てる立体的なものが主流となった。
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