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「NASA」 のテレビ露出情報

気候変動対策会議「COP30」を開催するブラジル。人口2億人以上の新興国として目覚ましい経済発展を遂げてきた。ブラジル出身の科学者カルロス・ノブレはアマゾンの熱帯雨林が消失する危機にあると訴える。アマゾンの熱帯雨林は光合成で膨大なCO2を吸収しして、炭素貯蔵量は1500億~2000億トン。世界の温室効果ガス年間排出量の10年分以上に相当する。全生物種の10%以上が生息し、350以上の先住民族を含む4000万人が暮らしている。
アマゾンの熱帯雨林が消失する危機にあると訴えるブラジル出身の科学者カルロス・ノブレ。気候システムには、それを超えると後戻りできない転換点「ティッピングポイント」がある。アマゾンにおいては、2050年までに温暖化による気温上昇が2℃を超えれば転換点。超えれば熱帯雨林が維持できなくなりサバンナのように激変する「アマゾン・ダイバック」という現象が起こるとと考えられる。23年~24年には歴史的な干ばつが発生。水位の低下で船での輸送が困難となり、沿岸住民は水や物資の不足に悩まされた。24年の山火事では13万平米が焼失したほか、一連の火事でドイツの排出量1年分に相当するCO2が排出された。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。原因の1つは人間による森林伐採。過去35年間における乾季降水量減少の原因の74%は森林伐採によるもの。原生林の面積はこの40年で17%減少。20%を上回れば、数千万年にわたり培われてきた森本来の水循環メカニズムが機能しなくなるおそれ。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。森林伐採が26%以上進んだ南東部では、CO2排出量が光合成による吸収量を上回ってしまった。現在は南東部のみだが、全体に広がれば後戻りできない「ティッピングポイント」を迎えるおそれ。それがいつになるのかは科学者の間でも見解が分かれている。もし実現すれば南米大陸全域で乾燥化が進み、都市部でも深刻な水不足が起こる。森に閉じ込められていた様々な感染症が拡散するリスクも。地球規模で温暖化が加速し、永久凍土の融解でさらなる温暖化を招くおそれなども。世界80億人の食料供給が極めて難しくなるとの分析も。
夏、英エクセター大学で開かれた気候変動対策会議。世界中の気候科学者が温暖化の最悪シナリオについて語り合う会議で、「アマゾンの消失で人類の生存そのものが脅かされかねない」との意見も出された。森林伐採が進み炭素の排出源になってしまった南東部から、開発の最前線は北部に移っている。そこでは牧草地が増えていて、とれた牛肉は主に中国や米国などに輸出。すでに切り開かれた森では、長年の使用で劣化した牧草地が次々と大豆農場に置き換わっている。ブラジルは大豆輸出量で世界一。主な用途は家畜の飼料。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。森林伐採が進み炭素の排出源になってしまった南東部から、開発の最前線は北部に移っている。そこでは大豆農場が増えていて、最近は国際企業による巨大プランテーションが作られている。こうしたアグリビジネスがブラジルの経済成長を支えてきたこともあり、環境と経済の両立が課題になっている。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。現地のNGO「グリーンピース・ブラジル」は、政府と連携して森林破壊の監視を強化している。牧場を始めるための違法な伐採も確認されている。アマゾン開発を奨励したボルソナロ前政権からルーラ政権に代わったが、違法な森林破壊は絶えない。重要になるのは新しい形の農業「アグロフォレストリー」への転換。原生林が切り開かれた場所に改めて樹木を植え、木々の間や下で栽培などを行う手法。先住民族の千恵を活用して生まれたもので、生産性も高いとされる。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。重要になるのは、木々の間や下で栽培などを行う新しい形の農業「アグロフォレストリー」への転換。単位面積あたりの収益性が高く、自然を活かして有機栽培や長期間にわたる収穫も可能。永続的に収益を上げることも可能。日本の明治は、その収益性を更に高めるための新技術を開発。日本に輸入しているカカオ豆の薄皮からバイオプラスチックを作り、商品のパッケージなどに採用。今後、現地の畑に捨てられている殻から作ることを計画。希少価値が高いカカオセラミドを抽出し、これを配合した製品を販売する計画も。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。森を再生させるには巨額の資金が必要。アマゾン近くで開かれている気候変動対策会議「COP30」では国際熱帯雨林保護基金(TFFF)が設立された。ブラジル政府の呼びかけによるもので、世界各地の熱帯雨林の保護活動を後押しするための国際的枠組み。熱帯雨林を有する国々に毎年40億ドルを支払う。支払額は保全された森林面積に比例して決まり、衛星画像による検証も行われる。各国への支払額の少なくとも20%は先住民などへ支払われる。資金獲得のめどはまだ立っていない。
消失の危機にあるアマゾン熱帯雨林。最新の研究によると森林火災の影響もありCO2排出量が増加。専門家たちは「すべての国で行動を起こすべき」「私達は生き方を変えなければ」「森を再生させるのが地球を救う解決策」などと訴える。現地のNGOは子供たちが植林するイベントを開催。植えるのは森に自生する在来種の苗木。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月23日放送 22:00 - 22:54 TBS
日曜日の初耳学初耳学 リモートインタビュアー
国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士・油井亀美也さんに、リモート中継でインタビュー。油井さんが無重力空間で一回転したり、コーヒーを飲んだ。

2025年11月22日放送 12:15 - 12:40 NHK総合
探検ファクトリー(探検ファクトリー)
工場には地球や宇宙に関するものが集められている。メルカトル図法の世界地図と地球儀はどちらも縮尺は4000万分の1。グリーンランドとオーストラリアの大きさを比べると世界地図ではグリーンランドのほうが大きく描かれているが地球儀ではオーストラリアのほうが大きい。世界地図は人目で世界を見渡せるなどのメリットがあるが大きさなどのゆがみがある。地球儀は正確な大きさや距離[…続きを読む]

2025年11月22日放送 11:59 - 14:00 TBS
王様のブランチ語りたいほどマンガ好き
今回は連載期間18年に及ぶ名作マンガ「宇宙兄弟」を紹介する。来年発売の46巻で完結予定。六太と日々人の兄弟は2人で宇宙に行く夢を持ち、天才の弟・日々人は宇宙飛行士に。兄・六太は挫折してサラリーマンとなる。六太は日々人からの励ましなどがあって再び宇宙飛行士の夢にトライし、晴れて宇宙飛行士になる。物語の軸となるのが兄弟の絆で、月面事故に遭いトラウマを抱えた日々人[…続きを読む]

2025年11月20日放送 20:00 - 22:00 TBS
そう言われたら見たことない!そう言われたら見たことないマル秘映像大連発
パラシュートを使い海に勢いよく着水。ときにはとんでもない場所への帰還も。それが砂漠。命がけの着地。宇宙から地球に帰ってくるには着地以外にも命がけの関門がある。国際宇宙ステーション、落下したカプセルは都バスより少し小さいサイズ。地球への帰還はまずカプセルを宇宙ステーションから切り離す。宇宙ステーションからのカプセルの切り離しこそ最初の関門。宇宙ステーションは秒[…続きを読む]

2025年9月23日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング朝刊けさの注目見出し
NASAは探査船「オリオン」に搭乗する名前を募集中。名前入りのSDカードが月を周回する。応募者には搭乗券が発行される。(読売新聞)

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