鈴木さんに話しを聞く。テーマは「アメリカ 利下げ開始はいつか?」。鈴木さんは「利下げ開始6月12日、6月9月12月の3回0.25が想定されている」などと話し、ウォラー理事が「通常のテイラールール」と発言していることをあげ、テイラールールについて説明した。またFF金利見通しについて、FOMCの中が前のめりに利下げの方向に見方を動かしたところがあると思う、インフレ率を大きく下げたことから話が始まると思う」などと話し、利下げの速度については「かなりお作法通り」とした。またもっと速く利下げを迫られる可能性について、「相当のスピードのダウンをみているらしい、加えてインフレは今回3.2%。経済見通しが今上手じゃないので、今回景気やインフレについて下げているがもっと下がるかもしれないことになると、市場がみるようなもっと速く深い利下げという話しに動く可能性もある」などと話した。またソフトランディングについて「成功するというより願望のところになると思うが、ソフトランディングを前提に経済見通しを出していることになっていると思う」などと話した。インフレ再燃の懸念については「住宅については長期金利が下がったので住宅の需要が出てくる可能性がある、CPIのスーパーコアが0.4%上がっているのでまだ安心しきれない。これらが悪い方向に転がると、深い利下げはこない」などと話した。