池田さんの日経平均予想レンジは39,200円~39,800円。注目ポイントは「新年度ガイダンスに安心感」で、「株安の主な要因はポジション調整と考えている。モメンタム指標は過去1年間上がったものほど買われる傾向がどれだけ強いかを示している。年初から日本でもアメリカでもモメンタムは勢いがついていて、上がったものほど買われてたが、4月に入ってから頭がたれてきてる。この状況は買われていて上がっていたもののほうが逆に売られやすいポジション調整を示しているチャートになる。短期で収束すると考えていて、その理由は受給の観点から海外投資家がどういう形で日本株を買ってるかに注目したい。先物は買い越しが縮小してきてて、売りになってきてる。海外のマクロヘッジファンドなどが戦場とする先物市場は売り尽くしたのに近い状況になっている。ファンダメンタルズの観点から企業決算が大事。その中でも新年度のガイダンスがどうでてくるかが重要で、これについては日銀短観に重要なヒントがあるとみてる。3月調査の先行きの状況判断が12月と比べ2ポイント改善している。通常保守的で大きくは上回らないが、3割だと堅調な業績の滑り出しということになりそう」などと話した。