イスラエル・ガラント国務長官は米国・ブリンケン国務長官と電話会談し、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの地上作戦への理解を求めた。ブリンケン長官は12日、ガラント国防相に対し人道支援の拡充の必要性と共にガザ地区南部ラファへの大規模地上作戦に反対することを伝えた。これに対しガラント国防相は標的を絞った作戦を説明したうえで攻撃を続ける考えを示した。イスラエル側は限定的な作戦だと強調し、米国が武器支援を停止しないよう要請したとみられる。一方ガザ地区へは病院や救急車などに必要な燃料がほとんど搬入されておらず、ガザ保健省は医療システムがまもなく崩壊すると警告している。