福島第一原発の廃炉で参考にしているのは、1979年に炉心溶融を起こした米スリーマイル島原発。デブリの取り出しが進み、2037年に廃炉を完成させるめどが立っている。しかし、福島第一原発の難度は格段に高いとみられる。デブリの量がスリーマイル島原発の7倍近く存在し、内部構造の複雑さも極めてやっかいだと指摘され、敷地を再利用できるまでに100年以上かかるとの意見もある。また、デブリの回収が順調に進まないと、処理水の放出期間が延びる恐れがある。(読売新聞)
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