火曜日に米国消費者信頼感指数が出ることについて中空麻奈さんがスタジオで解説。中空さんは「米国の景気は強すぎると思っている。どこかで腰折れるのではと思っている。2020年に短い間に0から5%まで金利をあげたことの副作用があまりきていないので、さすがに来るのではと思い続けている。個人消費や消費動向に影響が出るのではと思っている。それが景況感などに出てくるとよくないと思っている。景況感指数に今週は注目」、BNPL(後払い決済)について「お金もないのに消費が出てきていること自体が何かおかしい。誰かが目詰まりを起こせば、一気に消費が滞ったり、デフォルトが起きたりすることがあると思っている。それに注意」。米国個人消費支出物価指数について門田真一郎さんがスタジオで解説。門田さんは「いわゆるPCE(個人消費支出)デフレーター。これのコアの部分が、コンセンサス前月比0.2%。おおむね前月比程度の水準が予想されている。発表されたCPI(消費者物価指数)と同様に減速基調が確認されれば、今後の利下げ基調の見通しがつく。焦点はより雇用。パウエル議長もインフレリスクより雇用のリスクと言っているので、雇用統計の方が重要では。下方修正が大幅に発表されたので、仮にまた下振れであれば、利下げの織り込みが25より50に寄ったり、上振れると25に寄ったりと雇用統計が次の大きな焦点」「昨年末時点で春から利下げをすると言っていたのが、インフレが上がってきたのでできなかった。今後インフレが上がってくると雇用よりインフレとなるリスクはあるのでは」とコメント。