三浦さんの日経平均予想レンジは3万9100円〜3万9600円。米国株高、円安を受け上昇して始まるとおもわれる。値幅を伴い乱高下するのでは。注目ポイントは「需給動向に要注意」で、「最近の上昇は短期の投資家によるものと思われる。変動の大きさを嫌気して中長期の投資家は様子見となる一方、乱高下すると短期投資家は売り買い両方で動けるため、変動の大きさを好感するとみらえる。裁定買い残の増加余地は乏しくなっていて、裁定解消売りへの警戒が必要な水準に達している」、「日経平均は下落しやすい状況。日中を含め、裁定売買が交錯し乱高下するが、10月SQ値を下回る中、米国株安や円高になると裁定解消売りで予想外の大きな下落の可能性がある。米国株高で上昇する可能性はあるが、ドル円が150円を下回っていること、裁定買い残の増加余地が少なくなっていること、売買代金の4兆円割れが目立っていることなどから自律反発にとどまり、上値は限定的。裁定買い残から見ると上昇より下落に警戒が必要。3万8000円割れの可能性が高いと考えている」などと話した。