きのう石破総理は佳子夫人と共に、ベトナムの首都ハノイに到着。最高指導者トー・ラム書記長と会談を行った。両首脳はトランプ関税や中国の報復措置が世界経済に与える影響や防衛協力の強化などについて意見交換。石破総理はあすフィリピンを訪問し、安全保障や経済面で連携強化の予定。この大型連休に合わせて外遊するのは石破総理だけではない。岩屋外務大臣は26日にバチカン市国で行われたローマ教皇の葬儀に参列したのを皮切りにアメリカやセネガルなど全部で5カ国を予定。また鈴木法務大臣はキルギスとウズベキスタン、阿部文部科学大臣はガーナ、エジプトを訪問するなど石破政権の閣僚19人中14人が外遊予定。閣僚らの外遊ラッシュに野党内からは必要な出張は認めるが、本当にこの時期に行かなければいけないのかなどとしている。また時事通信によると自民党中堅議員からも今年は特に印象が良くないと物価高など国民生活に直撃する中での外遊ラッシュに否定的な意見が出ている。