アメリカのヨセミテ国立公園では約500頭のアメリカクロクマが生息している。クマ対策チームは、GPS信号などでクマの行動を監視している。クマが近づいた時には食べ物の管理に気をつけるよう呼びかけている。昔ヨセミテ国立公園は、クマに直接エサをあげるなど観光の目玉になっていた。しかし、車に侵入したり被害が相次ぎ、年間約100頭もの殺処分となったケースがあった。公園にはベアボックスという食料保管庫が1000個以上設置されている。この公園では利用者の保管庫の利用が義務付けられている。その結果殺処分も2頭になっている。
