イランとの3回目の核協議を終え、アメリカはここまで沈黙している。仲介国であるオマーンとの打ち合わせ写真が報じられただけで、特使たちによる公の場での発言は一切ない。ただ協議関係者への取材では一切の核開発を認めないアメリカに対し、イランは「医療目的程度のウラン濃縮」という譲歩案を提示しているという。アメリカとイランは来月2日にウィーンのIAEAに場所を変え、技術的課題について協議するとしている。慶應義塾大学大学院の田中浩一郎教授は「アメリカは積極的にイランに軍事攻撃を仕掛けようとしているのではないか。米軍が十分に集積するだけの時間稼ぎであり、もう一つは外交的な交渉を試みたという口実でしかないと思う」などと指摘した。
