第一ライフGの上野有輝さんに話を聞く。本日発表されたCPIは前月比マイナスとなり市場予想を下回る結果となった。これを受けFRBによる追加利上げ観測は後退し金利低下が進行、主要株価指数は揃って上昇した。個別株ではトレーディングや投資銀行業務など資本市場ビジネスが市場予想を上回り好調な業績を示したゴールドマン・サックスなどが買われた。半導体株の難調については、モメンタム株が7月に売られやすい季節性の要因もある。ゴールドマン・サックスが算出するモメンタム株の過去5年の傾向を見ると7月はS&P全体が堅調であるのに対しモメンタム株のパフォーマンスは最も悪い。今年前半は特にAI関連や半導体株への資金集中が極端だったためその反動でより利益確定の売りやポジション調整が出やすい状況だった。モメンタム株の今後の見通しについては、今後は受給よりも決算や業績を中心とした相場へ移っていくと考えられる中で、ハイパースケーラー各社がAI投資の継続・収益化、フリーキャッシュフローの改善などが示せるかというファンダメンタルズの要因が次のAI相場を占う重要なポイントになる。
