アラブ連盟はガザ地区での即時停戦を訴えている。アラブ連盟・アブルゲイト事務局長にインタビュー。アブルゲイト事務局長のコメント「(停戦を妨げている最大の要因は)イスラエル・ネタニヤフ首相とその政権に参加している極右政党。もし戦争が終わるか停戦になれば政権は失墜することになる。戦争は終わらなければならない。国際社会に真に求められているのは戦闘を終わらせるための支援」などと述べた。停戦に向けて日本を含む国際社会ができることは何か。アブルゲイト事務局長はヨーロッパでパレスチナを国家承認する国が増加していることを指摘し、イスラエルに圧力を加えるため2国家共存の解決策として各国がパレスチナを国家承認することが重要だと訴えた。アブルゲイト事務局長は「日本も行動してほしいと願っている。国際社会とヨーロッパ諸国がパレスチナを国家として承認すれば解決策を見出す可能性が高まる」などと述べた。イスラエル軍が完全に撤退し国際的な部隊をガザ地区に派遣し、ハマスのかわりにパレスチナ暫定自治政府がガザ地区を統治するべきだと訴えた。ガザ地区に平和をもたらすためにはイスラエル、その後ろ盾となっている米国を説得する必要がある。