大谷翔平がホームランを量産できる秘密に、王貞治と栗山英樹が迫った。今季MLBでホームラン王に輝いた大谷。王&栗山が驚愕の3本を徹底解説。ダイヤモンドバックス戦で150m弾を放った大谷に王貞治は「腕がよく伸びている。飛ばすんじゃなくて飛んでいっちゃう打ち方をしている」と評価。ホワイトソックス戦の28号については「彼の体力じゃないと飛んでいかない。トレーニングのたまものだと思う」と分析。打った時の体勢についても“人という文字”になっていると評価した。ロッキーズ戦で放った25号はインコースのホームラン。大谷は右肘を折り曲げることでボールの芯とバットの芯を結び詰まることなくホームランにしている。王貞治と大谷の共通点は「フライアウトはホームランに近づいている」という感覚。王貞治は「大谷は特別日本から来ている選手ではない。そこまで彼は自分の立場を盛り上げてきたのは本当に素晴らしい」と絶賛した。