イラン・テヘランから中継。最新情勢について。今回の選挙では反米の保守強硬派の候補者が有利と見られてきた。選挙戦が直ぐに連れて唯一改革派から認められた候補者が支持を伸ばしているが、世論調査ではトップとする結果が。保守派でも2人の候補者が一定の支持を獲得。改革派・ベゼシュキアン氏、保守派・ジャリリ氏とガリバフ氏の3人による三つ巴の戦いという構図になっている。イランでは外交政策など重要な事については最高指導者のハメネイ師の意向が大きく反映されるが、改革派の候補者が勝利するとなれば欧米との対話が必要だと示されている。今後のイランの外交政策について、何らかの変化がある可能性も考えられる。選挙結果の体制は日本時間の今日判明する見通しだが、いずれの候補も当選に必要な過半数を得る事は難しいと見られている。そうなれば来週上位2名による、決選投票となる可能性があるという。