2016年、国際宇宙ステーションにいた宇宙飛行士がサハラ砂漠上空でいくつもののオレンジ色の線を見つけた。オレンジの部分はそれ自体が砂の山だという。サハラ砂漠には高さ500m級の砂山がいくつもあり、それが山脈のように連なっている。サハラ砂漠の砂はほとんど白っぽいが、砂漠の西側にある砂は火山やマグマの影響で赤い。その赤い砂は西アフリカに吹く乾燥した貿易風によって運ばれ、砂の山脈にぶつかって吹き上げられるので尾根に集まりオレンジ色に見えた。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.