退職代行モームリを運営するアルバトロスが2024年度の新卒社員、約1800人を対象にした退職代行の利用状況を調査。退職代行を利用した人数を月ごとに集計したところ、ゴールデンウィークが含まれる5月が298人と最多。次いで4月が256人、6月が251人と入社後3か月に集中していることがわかった。この時期に退職した理由について、約半数が「入社前の契約内容や労働条件と勤務実態のかい離」を挙げている。また退職代行を利用した新卒社員の職種別傾向では、サービス業が最も多く、次いで営業、医療関連。サービス業や医療関連などはそもそも従事している従業員が多いことも関係しているが、調査を行った会社は「業界的な人材不足や長時間勤務に陥りやすい環境も影響しているのではないか」と分析。