明治安田アメリカの長谷川さんは「ファクトセットによると、S&P500のうち25%が2023年10-12月期決算を発表しており、そのうち69%が1株利益を予想を上回っており、5年平均の77%、10年平均の74%よりも低く、過去と比べても堅調な計算とは言えないと思います。一方、30日にアルファベット・マイクロソフト、2月1日にアップル・アマゾン・メタが決算発表を控えており、大型企業の動向に注目が集まります。ファクトセットによると、マグニフィセント・セブンのうち、テスラを除いた6社がプラス53.7%と、大幅増益が予想されている一方で、残りのS&Pの494社は、マイナス10.5%と、予想が大きく乖離しています。今回の決算で、堅調な内容と見通しが出れば、更に予想が切り上がると思います。しかし、業績や先行きに懸念があれば、相場全体が落ち込む可能性もあります」などと話した。