NATOの首脳会議がまもなくトルコで始まる。これまで軋轢が伝えられてきたトランプ大統領とNATO。会議の焦点は、国防費引き上げとイラン情勢への対応。NATOルッテ事務総長は先月、トランプ大統領との会談で国防費について、「加盟国はこの10年間で国防費が1兆2000億ドル(195兆円余)増加させた」とアピールした。それに対してトランプ大統領は「我々には最強の軍隊がある。忠誠を求めているだけだ」と語った。NATOは同盟関係にひびが入らないように戦略的に機嫌を取りにいこうとしている。アメリカは欧州にはない軍事情報収集能力や、欧州が生産できない防空システムを備えているため。また、イラン情勢についてNATOは、イランの核兵器保有は許されないこと、ホルムズ海峡の航行自由尊重を求めることを首脳宣言に盛り込む方針。
