トルコのハタイ県。2万3000人が亡くなった被災地だ。神戸の国際災害NGOのCODEの吉椿さんが向かった。中国、パキスタン、フィリピンなどの災害現場で支援してきた。去年11月にはハタイ県のアンタキヤへ。トルコに入るのは、5回目。古い建物は耐震性が低い。地震から9ヶ月を過ぎても、解体や瓦礫の撤去が続いた。ある住宅に向かった吉椿さん。この場所で生活を再建していきたいという住民たち。2015年のネパール大地震で、ヒマラヤのグデル村の住宅再建に取り組んだCODEのメンバー。石を粘土で固めただけの家が多かった。木枠を組み合わせることで、耐震性を高めた。周辺の村の大工を集め、耐震技術を広めるプロジェクトとなった。それを聞いたハタイの人たちは、地震に強い家を作ると述べた。被災の中から立ち上がろうとしている人々がいた。