先月、辞意を表明したイギリス・スターマー首相。その後任が誰になるのか注目されていた。マンチェスターの前市長・バーナム氏が労働党の新党首に選出され、来週20日にも首相に就任する見通しとなった。地方を重視し国の成長を目指す考えを強調した。バーナム氏は56歳。2001年から16年間下院議員をつとめ、一時期、保険相などを担う。2017年就任のマンチェスター市長として評価を高め、先月の議会下院の補欠選挙で当選して国政復帰。先月、辞意を表明したスターマー首相の後任として来月20日にもチャールズ国王の任命を受けて首相就任の見込み。イギリスでは当時のキャメロン首相が辞任して以降、メイ氏、ジョンソン氏、トラス氏、スナク氏と首相が相次いで交代。スターマー首相からバーナム氏への交代によりこの10年で6度目に。労働党の支持率は移民政策の厳格化を掲げる右派政党のリフォームUKを下回る状態が続いていて、バーナム氏が国民の生活実感を改善し支持率の回復につなげられるかが課題。
