今日は海を越えて吉報が届いた。優れた映画やテレビ作品などに贈られる米国のゴールデングローブ賞が発表され、「SHOGUN 将軍」で主演を務めた真田広之さんが主演男優賞を受賞した。戦国時代を舞台に徳川家康をモデルにした武将が、漂着した英国人航海士や通訳の女性らと織り成す人間模様を描いたハリウッド制作のテレビドラマ。真田さんは、プロデューサーも務め脚本作りにも参加。セリフの大半が日本語という米国では異色の作品。出演したニュージーランド生まれの日本人アンナ・サワイさんも主演女優賞を受賞。浅野忠信さんも日本人で初めてとなる助演男優賞に選ばれた。「SHOGUN将軍」は作品賞も受賞し4冠を達成した。去年9月には、テレビ界最高峰を決めるエミー賞で過去最多の18部門を受賞した「SHOGUN将軍」。それに続く快挙に真田さんは「大きく門がアジアの国々に開けたと思う」と日本のみならず、アジア勢によるハリウッドでの活躍に期待を寄せた。