チコちゃんがなんでアイスクリームはコーンにのっているの?と聞いた。正解はアイスクリーム屋さんの器がなくなったとき隣にワッフル屋さんがいたから。コーンが誕生する前、ガラスの容器で食べるのが一般的だった。1904年アメリカ・ミズーリ州のセントルイス万国博覧会で暑い日はアイスクリームが飛ぶように売れたが来場者が多く容器が足りなくなった。そのとき隣でワッフルを売っていたアーネスト・A・ハムウィが巻いたワッフルをアイスクリームの器にすることを思いついた。万国の来場者の間で話題になり売り上げは伸び続けた。万国終了後、ハムウィはコーン製造会社「ミズーリコーンカンパニー」を設立しコーンを製造する機械を開発。アイスの消費量は万国のあと4倍に伸びた。アメリカで発行された後世に影響を及ぼす出来事が描かれた記念切手にはT型フォードや飛行機と並んでコーンにのったアイスクリームを食べる子どもが描かれている。