週末敵地での3連戦でHRを放ち、6月のHR数を12としたドジャース・大谷翔平。HRがサンフランシスコ湾に飛び込むスプラッシュヒットは出なかった。シーズンも後半戦に入り、打率とHRでナショナルリーグトップを走る大谷選手。アメリカンリーグではヤンキース・ジャッジが打点とHRで1位を快走している。2012年を最後に誕生していない三冠王にどちらが近いのかが米国メディアで焦点となっているが、聞かれるのは大谷選手を推す声。元MLB・アロンソ氏は「ショウヘイにはフレディとウィル・スミスがいる。後ろを守ってくれる多くの武器がある」などと話し、アビラ氏は「ミゲル・カブレラが三冠王をとった時、後ろにいる打者が重要だと言っていた」。FOXスポーツでも2人の三冠王の可能性について議論、「打線のプロテクションがしっかりしていることが大谷の強みになる」としている。現在アリーグ2冠のジャッジが唯一とれていない打率1位は大谷のエンゼルス時代の盟友、レンヒーフォ選手となっている。