千葉県市川市にある、アイリスグループのホームセンター「ユニディ 菅野店」では、今日も”古古米”の備蓄米を求めて開店前から長蛇の列が出来ていた。5kg2160円の備蓄米を195袋販売する。中には5時間も並ぶ人もいた。徐々に2000円の備蓄米が食卓に届いていく一方で、新たな問題として上がったのは、これまでの競争入札と現在の随意契約では備蓄米の店頭価格に約1500円の差が出ている。小売店などからは入札の備蓄米が売れなくなると不安の声も上がる中、新たな方針として小泉大臣は入札の備蓄米について事業者側が国への返還を希望すれば買い戻しに応じる考えを示した。入札分の備蓄米を今週入荷する予定のスーパーでは、コメの品薄が続く中で日々目まぐるしく変わる政府の方針に困惑しているという。さらなる課題は、銘柄米の価格が高止まりしていること。5kgで5000円超のブランド米もあるという。全国15店舗のスーパーで、”2000円備蓄米”で銘柄米の価格に変化があったか取材すると、価格を上げたと答えたのが1店舗、変わらないが13店舗、下げたと答えたのが1店舗だった。高止まりの影響で消費者の”コメ離れ”が懸念されている。2000円の備蓄米が流通することでコメの平均価格が下がるとの指摘も出てきている。カギを握っているのが、コメのスポット取引価格。
住所: 愛知県名古屋市熱田区六野1-2-11
URL: http://www.aeon.jp/aeon/atsuta/
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