流通大手・イオンが、プライベートブランドの実質的な値下げを発表。一方、アサヒビールは、全商品の約4割を来年4月出荷分から値上げする。イオンは、プライベートブランド「トップバリュ」で、価格は据え置き、中身を増量する実質値下げを数量限定で実施。対象は約100品目で、物流の最適化や容器の見直しでコストを削減。したという。アサヒビールは、スーパードライなど226品目を来年4月出荷分から値上げすると発表。原材料の価格高騰や物流費のコスト上昇を受けたもので、ビール類・ノンアルコール飲料は5~8%、チューハイ類7~8%の値上げとなる。