政府が放出する備蓄米の随意契約にファミリーマートやイオンなど小売大手が続々名乗りを上げている。今朝、備蓄米の随意契約に19社からあわせて約9万トンの申込みがあったと明かした小泉農林水産大臣。19社の中には楽天グループやカインズなどの大手のほか、地域の酒販店や見慣れない企業の名前も。生活用品大手アイリスオーヤマは、随意契約の申請をきのう済ませている。備蓄米1万トンの購入を要望。来週からインターネットなどで5キロ2000円で販売する計画。夕方には小泉大臣と面会した大山社長。備蓄米の販売をビジネスチャンスとする考えを明かした。備蓄米の契約に大手コンビニでいち早く名乗りを上げたのがファミリーマート。現在は1.5キロのコメを1800円で販売。今回、備蓄米3000トンの購入を申請。1キロ432円で販売予定。またLINEヤフーグループも随意契約の申込みを完了したと発表。ヤフーの通販サイトで6月上旬の販売を目指す。農水省は先程、午後2時時点で33社から約15万7000トンの申込みがあったと発表。今後は小規模コメ店やスーパーなども随意契約の対象にすることを検討する。