次期トランプ政権の政府効率化省トップに就任するイーロンマスク氏。20日、年間77兆円の歳出削減をすると明らかにした。職員の募集を開始するも週80時間以上の勤務で無給と説明している。マスク氏がオーナーを務める「X」。総利用者数は公表していないが、数億人単位だとも報じられている。いま活発化しているのが「X離れ」。今年9月に英国の市場調査会社が発表した世界規模の調査では、来年Xへの広告費削減を予定している企業は26%に上る(CNNによると)。英国・ガーディアン紙は13日、極右陰謀論や人種差別を拡散する有害なプラットフォームだと指摘し、投稿を停止すると宣言。スペイン・バングアルディア紙も14日、Xが誤った情報ネットワークになったとして投稿を中止するとした。世界三大映画祭の1つベルリン国際映画祭も理由は明かしていないが、今年でXから撤退を表明。インスタグラムやフェイスブックで情報を発信していくとしている。