覆面アーティストとして世界各地に突然現れ、建物の壁などに権力や戦争、格差への批判を込めたメッセージ性の高い作品を描くことで知られる「バンクシー」。この正体不明のバンクシーについて、ロイター通信は13日、「正体を特定した」と報じた。その正体は、過去にもイギリスのタブロイド紙で報じられたことのある50代のイギリス人男性だという。ロイター通信は、バンクシーが2000年9月ニューヨークで落書きをしたとして逮捕された際の捜査資料や裁判記録を入手。本名で署名した供述書などから特定に至ったとしている。バンクシーの弁護士は、正体について否定も肯定もしていないが、「プライバシーを侵害し制作活動を妨げるものだ」と訴え、記事の掲載を取り下げるよう求めたという。
