イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続け、パレスチナの地元メディアは16日、ラファ・ガザ市で空爆がありけが人がでていると報じた。イスラエル軍は地上作戦を続けているガザ地区南部の一部の地域で軍事活動を毎日午前8時から午後7時まで一時的に停止すると発表した。ケレム・シャローム検問所からハンユニスに続く主要道路沿いが対象であり支援物資の搬入量を増やすためとしている。ただ、イスラエル軍はヘブライ語版SNSでは作戦の停止ではなくラファでの作戦は継続するとし、国内向けには強硬姿勢をアピールしている。検問所ではイスラエル当局は多くの物資が受け取りを待っている状態としている一方で、国連はイスラエル軍の攻撃などで検問所へのアクセスは困難だとしている。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)は5万人以上の子どもが栄養失調で治療を必要としているとし、一刻も早い停戦が必要だと訴えている。