日本時間のけさ7時ごろ、アメリカ・トランプ大統領がSNSで「イスラエルとイランが停戦合意した」と発表。トランプ大統領の発表に続き、イスラエルとイランもそれぞれが停戦に同意していることを表明している。今月13日、イスラエル軍がイランへの一斉攻撃をはじめ、イラン側もイスラエルへ報復したことで攻撃の応酬が始まった。22日には、アメリカ軍がイランにある3か所の核施設を攻撃し、イランが日本時間のきょう未明にカタールにあるアメリカ軍基地を攻撃。トランプ大統領はSNSに「反撃はとても弱く、予想されたもの。事前通知があったおかげで死傷者が出なかった」と攻撃を受けたはずが感謝の言葉を投稿していた。幕引きに動いた理由として、イランはイスラエルの攻撃で大きな被害が出ていたためとみられ、イスラエルは当初の目的が核施設破壊で目標を達成したとみられている。アメリカはイスラエルに味方しイランの核施設を攻撃するもアメリカ国内では評判が悪かったという点がある。今後、戦闘が完全に収まるかは予断は許さない状況だ。またアメリカとイスラエルは、イランに核開発を完全にやめるように要求すると思われるが、イランが受け入れない場合、戦闘が再開しないかという懸念も残る。ホルムズ海峡の封鎖について、停戦合意が守られる場合は封鎖は回避される。