イスラエル軍は隣国・レバノン南部でイスラム教シーア派組織・ヒズボラが拠点としていた戦略的な要衝・ボーフォート城を掌握したと発表した。十字軍の時代からの要衝であるこの場所は外国による覇権争いが繰り返され、イスラエルは2000年までここを掌握していた。イスラエル軍はレバノン南部に再び戦略的に優位な立場に立ったとイギリスBBCは伝えている。イスラエル・ネタニヤフ首相は「ボーフォート城の攻略はイランが支援するイスラム教シーア派組織・ヒズボラに対する軍事作戦の劇的な変化だ」と語っている。しかしイスラエルは以前も20年間近くこの城を占領していたが、2000年、国内からの反対が強まり撤退した経緯がある。「レバノンを焦土と化す作戦はイスラエルの安全にも安定にもならないとイスラエルは理解すべきだ」とレバノンの首相は警告する。多くのレバノン人は家を失っている。城を攻略した外国の勢力は十字軍、オスマン帝国、フランス、パレスチナ海洋機構と何度も変わった。したがってベイルートではイスラエル軍が戻ったことが平和につながるかどうか懐疑的。先週合意された停戦は反故も同然の状態。
