週明けからの原油市場で先物価格が上昇するとの観測が出ている。イランのイスラエルへの直接攻撃で、輸出の主要航路であるホルムズ海峡の通航リスクが意識されるためだ。事態が悪化すれば節目の1バレル100ドルを上回るとの見方もある。原油高は世界のインフレ懸念を再燃させ経済や金融市場の波乱要因となる。11日のECB理事会後に市場は原油シナリオとして受け止めた6月利下げ開始も揺らぐ可能性がある。(日経電子版)
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