安全保障政策の根幹となる安保3文書の改定に向けて、政府は午後、有識者会議の初会合を開催する。中国の軍拡やロシアのウクライナ侵攻、中東情勢など、環境変化への対応が焦点。初会合は高市総理に加え、佐々江元外務次官や黒江元防衛次官ら15人のメンバーが出席する。焦点の1つがドローンやAIを使用した「新しい戦い方」への対応。近年では安価な無人機が大量に使われるなど、これまでの装備体系では対応しきれない課題が浮き彫りになっている。AIを活用した情報分析や、有事の際に弾薬や燃料を確保し続ける「継戦能力の強化」も論点。一方で注目された非核三原則の扱いだが、改定に携わる官邸関係者は「総理は三原則の見直しに慎重」との見方を示している。
