なぜ埼玉で日本一のフルーツが続々誕生しているのか。原詩織さんによると冷涼な地域が梨に向いていて全体的にいろんなものが作れるいい土地だという。埼玉県は土壌、気候の違う5つの地域に分かれていて北部地域は梨、東部地域はイチジク、秩父地域はイチゴ、ブドウ、西部地区は柿、ゆず、中央地域は梨、ブドウが育てられる。それぞれの生産量は少ないため、他県との差別化を目的に埼玉県と生産者が協力して“ブランドフルーツ”が続々誕生している。山梨県が主な産地として有名な「シャインマスカット」も埼玉県秩父市でも栽培されている。ほかにも一房4000円の「富士の輝」も。山梨・甲府盆地が「富士の輝」の産地として有名だが秩父市にも盆地があり水はけの良さと大きな寒暖差などがブドウの甘みを強くするといった共通点がある。埼玉では秋の味覚・栗も全国区にしていきたいという。このあとスタジオでは埼玉県で生産された幻のフルーツを実食。