かまぼこづくりではスケトウダラなどの冷凍すり身が使われるが、中秋蒲鉾店では生のクロカジキを使っている。弾力はその日の天候、魚の状態によって変わるため、手の感覚で擦り時間の調整している。擂潰機の摩擦熱で生の肉が焼けてしまうといい、時折、氷も加える。塩で粘り気、ザラメで甘みと風味が出る。氷水で溶いたデンプンにより、弾力の調整、形が崩れるのを防ぐ。タネが出来上がると、巻物づくりへ。四代目の中村彰伸さん曰く、技術の習得には約10年を要するという。従業員たちは型物の成形、揚げるのは弟の明詞さんが担当。
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