麻布大学などの研究チームは、イヌを飼うことが思春期の子どもにどのような影響を与えるか研究した。イヌを飼っている子どもは、飼っていない子どもに比べてケンカなど攻撃的な行動の尺度の値が26%低いほか、周囲と仲良くしにくいなどの社会性の問題も23%低く、幸福度が高いことが明らかになった。イヌとのスキンシップなどから子どもの腸の中にいる細菌集団の状態「細菌叢」が変化したことが影響しているとみられている。体内に細菌をもたない無菌マウスに犬を飼っている子どもの口の細菌叢を投与すると、見知らぬ他のマウスへの関心や共感性が高まったりしたという。
