イノカ代表・高倉葉太。東京・飯田橋にあるイノカのオフィスにはたくさんの水槽が並んでいる。水槽こそがイノカの事業。イノカ代表・高倉葉太は「この水槽は観賞用ではなく海を守る研究や子どもたちに海の面白さを伝える教育を行っている企業になる」と説明。例えばサンゴが入っている水槽。水の温度や塩分濃度はもちろん水質や光の量まで、実際にサンゴが暮らす沖縄の海の環境を水槽の中に忠実に再現。サンゴ礁は地球表面のわずか0.1パーセント程度にすぎないが、およそ9万種以上の生き物がすみかや隠れ場所として使うなどサンゴに頼って生きているといわれている。自然界のサンゴの多くは1年に一度6月頃にしか産卵をしないがイノカは2022年、世界で初めて飼育下で冬に人工産卵に成功したことで話題となった。現在サンゴだけでなくさまざまな生き物を飼育している。
住所: 東京都港区虎ノ門1-4-7 GLOCAL GATE (第一誠ビル) 4F
URL: https://corp.innoqua.jp/
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