ワシントンより中継。ワシントン支局・宇井五郎の解説。演説は従来の主張を繰り返して終わったという印象。世論調査では目標を達成できなくても戦闘の早期終結を求めるという声が66%に達しており(ロイター/イプソス3月27~29日調査)トランプ氏としては国民の高まる不満を和らげる必要はあった。CNNはホワイトハウス関係者の話として「演説という厳粛な形式をとることで国民の信頼を得る狙いがあった」と伝えている。トランプ氏は今後の戦闘期間について2~3週間と改めて言及したものの撤退時期やそのための具体的な戦略はほぼ明かさなかった。その上で経済への影響を軽視しているような発言もあった。もうインフレはないと主張していただが10日に公表の3月消費者物価指数は前年比で3.25%程度のプラスに伸びが加速するという予測もでている(クリーブランド連銀予測)。イランとの合意がなくてもあるいはホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いていても一方的に勝利宣言をし撤退する可能性があることも改めて示したと思う。
