マキシム・グループの久野誠太郎さんに話を聞く。13日のNY株式について久野さんは「CPI発表を控え、インフレ指標に神経質な展開。4月ニューヨーク連銀インフレ期待値が前回から上昇したことを受けてダウ指数は9営業ぶりに下げに転じた。アップルやインテルなどで遅れていたハイテク株が上昇。ナスダック指数は小幅に反発。4月ニューヨーク連銀期待インフレ率は3.26%増と3月3%増から上昇。先週末のミシガン大学消費者信頼感指数のインフレ期待値に続く高い伸び。中身を見ると住宅価格が3.29%増と3月3.05%増から上昇。2022年7月の3.46%増以来の高水準。家賃も9.12%増と3月8.74%増から上昇。コアCPIでも住宅関係は大きな部分を占めることから、15日発表の4月分CPIへの警戒が高まる可能性がある」などと述べた。