地質学者が事故原因を調査するとラピンド社の掘削ドリルが地下2800mにある高圧の岩盤を刺激したことで高温の泥が一気に噴き出したという。住民の怒りが大爆発。ラピンド社は、そこに住んでいたことを証明する権利書を持っていいけば補償金を支払う約束をした。ところがラピンド社は補償金を全額払えなくなってしまったとして支払いを逃れるようになる。こうした現状に業を煮やした子供たちは自らデモを行うなど訴えを続けた。そして、2014年の大統領選挙でジョコ・ウィドド氏が大統領となったことでようやく村人たちに保証金が支払われたという。