インドネシアのサンゴについて伝える。刻化しているが、インドネシでは意外な理由でサンゴが失われている。インドネシアはサンゴ礁の面積で世界一を誇り、様々なサンゴが生息していることから“サンゴの楽園”と呼ばれている海域がある。アオウミガメ、スパインチークアネモネフィッシュ、アマノガワテンジクダイなど様々な生き物が暮らしている。サンゴ礁は全ての海の生き物の約25%の住処になっていて、海の生態系を保つために重要な役割を果たしている。今、サンゴの生存が脅かされている。海水温の上昇などによって死滅する恐れが高くなる白化現象が近年、インドネシアでも確認されているほか世界規模で発生していて危機感が高まっている。
東南アジアでは白化現象以上の深刻なダメージをサンゴに与えていると指摘される問題がある。爆弾漁は手製の爆弾を海中で爆発させ、衝撃で弱った魚を捕獲する方法。インドネシアでは2004年に法律で禁止されたが、今も一部で違法に行われている。今回、取材中にも離れたところで行われたとみられる爆弾漁の音が聞こえた。かつて爆弾漁が行われた海底は細かく砕かれたサンゴに覆われ、生き物の姿はほとんど見当たらない。地元のダイバーによると、島の周りに広がるサンゴ礁の約半分が爆弾漁の影響を受けている。かつて爆弾漁をしていた漁業者のキキさんは爆弾漁を始めた理由について「漁獲量も多いし効率がいい。それで得た収入で家計を支えていた」と話した。インドネシアでは漁業者の多くが貧しい生活を送っている。爆弾漁は効率的に多くの魚をとることができるため、法律で禁止されていると分かっていてもやめることができない人もいる。その後、キキさんは爆弾の爆発で同業者がけがをしたり爆弾漁が法律で禁止され、約20年前に爆弾漁をやめた。
さらに、キキさんは「みずからの手で破壊してしまった海を元に戻したい」と、島の同世代の仲間とボランティア団体を立ち上げサンゴを再生させる活動を行っている。金属製の枠「リーフ・スター」を使ってサンゴを再生させている。サンゴは海底よりも高い場所で育てることで通常の約1.5倍の速度で成長する。「リーフ・スター」を海底に並べ、ある程度の大きさに育ったサンゴを固定していく。メンバーたちは月に一度、手作業で付着した藻やゴミを取り除きながら成長を見守っている。ハサヌディン大学のサフルディン・ユスフ准教授によると、海底に並べた「リーフ・スター」が安定した土台となり、鉄枠の間は魚が隠れたり産卵する場所になるため、豊かな生態系を生み出すことにつながる。キキさんたちが5年前に「リーフ・スター」を設置した場所では大きく成長したサンゴが枝を広げて並んでいた。キキさんたちがこれまでに200個の「リーフ・スター」を設置し、サンゴを再生させたエリアは約0.8ヘクタール。ユスフ准教授によると、「リーフ・スター」はほかの手法に比べて成長速度は約1.5倍で、シンプルな構造でコストは4分の1ほどに抑えられる。現在、オーストラリアやサウジアラビアでも使われている。日本は季節によって海水温の変化が大きいなど環境の違いはあるが、活用できる可能性はあるという。
東南アジアでは白化現象以上の深刻なダメージをサンゴに与えていると指摘される問題がある。爆弾漁は手製の爆弾を海中で爆発させ、衝撃で弱った魚を捕獲する方法。インドネシアでは2004年に法律で禁止されたが、今も一部で違法に行われている。今回、取材中にも離れたところで行われたとみられる爆弾漁の音が聞こえた。かつて爆弾漁が行われた海底は細かく砕かれたサンゴに覆われ、生き物の姿はほとんど見当たらない。地元のダイバーによると、島の周りに広がるサンゴ礁の約半分が爆弾漁の影響を受けている。かつて爆弾漁をしていた漁業者のキキさんは爆弾漁を始めた理由について「漁獲量も多いし効率がいい。それで得た収入で家計を支えていた」と話した。インドネシアでは漁業者の多くが貧しい生活を送っている。爆弾漁は効率的に多くの魚をとることができるため、法律で禁止されていると分かっていてもやめることができない人もいる。その後、キキさんは爆弾の爆発で同業者がけがをしたり爆弾漁が法律で禁止され、約20年前に爆弾漁をやめた。
さらに、キキさんは「みずからの手で破壊してしまった海を元に戻したい」と、島の同世代の仲間とボランティア団体を立ち上げサンゴを再生させる活動を行っている。金属製の枠「リーフ・スター」を使ってサンゴを再生させている。サンゴは海底よりも高い場所で育てることで通常の約1.5倍の速度で成長する。「リーフ・スター」を海底に並べ、ある程度の大きさに育ったサンゴを固定していく。メンバーたちは月に一度、手作業で付着した藻やゴミを取り除きながら成長を見守っている。ハサヌディン大学のサフルディン・ユスフ准教授によると、海底に並べた「リーフ・スター」が安定した土台となり、鉄枠の間は魚が隠れたり産卵する場所になるため、豊かな生態系を生み出すことにつながる。キキさんたちが5年前に「リーフ・スター」を設置した場所では大きく成長したサンゴが枝を広げて並んでいた。キキさんたちがこれまでに200個の「リーフ・スター」を設置し、サンゴを再生させたエリアは約0.8ヘクタール。ユスフ准教授によると、「リーフ・スター」はほかの手法に比べて成長速度は約1.5倍で、シンプルな構造でコストは4分の1ほどに抑えられる。現在、オーストラリアやサウジアラビアでも使われている。日本は季節によって海水温の変化が大きいなど環境の違いはあるが、活用できる可能性はあるという。
