4日、開票が行われたインドの総選挙では、モディ首相の与党連合が過半数の議席を獲得した。ただ、与党は大幅に議席を減らした。モディ政権は、外資を呼び込むなどして製造業などを活発化させGDPは上がっているが、そこに乗りきれていない人たちの反発が予想以上に大きかったといえる。またこれに加え、モディ政権はヒンドゥー至上主義に走ったともいわれ、2割程度いるとされるイスラム教徒の反発も強かったことも要因の一つ。今後、いかに宗教的な融和を図っていくかも、国が安定するための鍵となりそう。
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