紆余曲折を経た今も行列ができる名店「早稲田メーヤウ」。脳天を突き抜けるような激辛が魅力。「インド風チキンカリー」を試食した住田紗里は「いきなり刺すような辛さ。」などと話した。1997年に開業したメーヤウ早稲田店は、当時早稲田大学の横に店を構えていた。多い日には300食以上も提供する人気店に。しかし人気店にもかかわらず、先代オーナー・高橋忍さんが2017年3月、体力や後継者の問題などで閉店を決めた。その知らせにショックを受けた1人がメーヤウの常連で大学生だった早稲田メーヤウ・高師雅一オーナー。閉店から1年半後、早稲田大学で行われた催しでメーヤウが1日限定で復活。2時間並んだ高師オーナーは、久しぶりに食べた思い出の味に「この味を引き継がなければいけないという意識になった」と語った。強い決意が先代オーナー・高橋さんの心を動かし、1年半にも及ぶカレー修行を経てついに2020年7月メーヤウは復活。学生街で人気のカレー店を常連の大学生が引き継いだ味のたすきリレー。高師オーナーはIT企業に勤めつつメーヤウの経営を担当する二刀流に。味のたすきは店長を務める永松謙さんへ。