先週金曜日から対象年齢2歳〜19歳未満で鼻の中に噴霧するタイプのワクチン「フルミスト」の接種が始まった。従来のワクチンは不活化ワクチンで完成性を失わせ免疫を作るのに必要な成分を取り出して作るワクチンで接種しても発症しないが、フルミストは生ワクチンでウイルスの毒性などを弱めて作り感染させて免疫を作るもので子どもへの効果が高い。持続期間は従来のものが約5か月に対しフルミストは約1年間、価格は従来のものが3500円ほどでフルミストは約8000円。東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授によるとフルミストは鼻で免疫を作ることができるのでウイルスが体内に入る前にブロックできて予防効果が高い。一方で約半数が鼻炎症状の副反応が出ることもあり喘息患者は発作を起こす可能性がある。