「未知の感染症」をいち早く把握するため、厚生労働省は診断名のつかない呼吸器系の症状があった場合に医療機関から報告を受け調査を行う仕組みを来年4月から始めることになった。厚生労働省は現在、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの呼吸器系の感染症について決められた医療機関から報告を受けて感染状況を調査し、1医療機関当たりの患者数などを公表している。一方、診断名がつかない場合は報告を求めていなかったため「未知の感染症」を早期に把握する仕組みを求める声があがっていた。
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